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僕は友達は少ない7巻の感想

何を言ってもネタバレになってしまうくらい重要な話でした。

 

 

今回のキーパーソンは、理科ですね。

6巻で、小鷹の鈍感さと不自然さに呆れているシーンが多々有りましたが、ようやくその問題に入っていきます。つまり、小鷹はわざとそうしているという可能性が高いのです。その背景には以下のことがあります。隣人部はもともと友だちを作りたい(友達がいない)人が集まる部活として、夜空が創設した部です。しかし、そもそも、この部活自体が、「友達」という共通の認識を閉じ込めてしまっていることになります。既に1巻から部員は増え、いろんなゲームをして遊んだり、遊園地や海へ出かけたり・・・といった、もはやリア充でしかない行為を、「友達の予行演習」として楽しんでいるという、なんとも矛盾した展開が続いてきたわけです。

2巻で、一人ぼっちっで、本当に友達が欲しくて入部した志熊理科は、活動を続けていくうちに、ある違和感にたどり着きます。どうして、もう友達になっているのに、もし友だちができたら―、などと言っているのか。何故、小鷹は部員からの好意を聞く耳持たずにしているのか・・・つまり恋愛要素を完全シャットアウトしているのか。その答えは明らかでしょう。隣人部の関係を、壊したくないからに決まっていますよね。ですから、理科はその気持ちを匂わせつつ、あえて沈黙を保ってきたと考えられます。

少なくとも星奈は既にこのことに気づいています。それは6巻で確定しています。星奈は自信があります。夜空よりも前から小鷹と繋がりがあり、許嫁である。そしてなにより、過去に縛られず、前を向いていくことをアイデンティティーとしている。このように自信があるからこそ、今の関係を保守し続けていると言えます。いつ夜空が動くんだろうと、動向も伺っているのかもしれません。

一方夜空はというと、10年前の思いを背負い続けている感じです。親友小鷹との再会から、小鷹や部員のみんなと一緒にいることを楽しんでいるように思えます。小鷹には好意はあるけれども、過去に固執しているせいか、それ以上前に踏み出せないという状況でしょう。

幸村にも変化がありました。あの無口でぼーっとしていて何を考えているかわからない雰囲気のある彼女が、小鷹をからかったということです。それに初期と比べて、意見を述べることも多くなっていますし、それくらいなじんでいることが理解できているという証拠です。

今まで年齢離れした才能に浮いてきたマリアも、小鳩という同年代の遊び相手が見つかりました。今ではもう親友なんじゃないかってくらい仲良くしていますよね。

さて、ここで隣人部のジョーカー的存在、理科がついに切られるのです。7巻の冒頭から、本質がぐわっと出てきましたが、

 

「理科たちは、もう友達じゃないですか」

 

この言葉が結局、この物語の全てなのです。理科はもう、みんなに前に進んで欲しいと思っています。隣人部の目的が達成されたことを、認めて欲しい。そして、そこから動き出して欲しい。つまり夜空と星奈には好きなら好きとはっきりせい!、小鷹にはどちらかを選ぶ義務がある、ということを。

それで理科は小鷹の態度に不満なんでしょうね。確かにこれだけの好意を蔑ろにするのは、ちょっと相手に対して失礼だと思います。でも、今までの関係を続けたいという気持ちもわかります。単純そうに見えて複雑な問題ですよ、これは。と、なると、次の話では理科が動く可能性が非常に高いと思われます。小鷹の背中を後押しして散っていきそうで怖いな・・・。

ギャグパートについて何も書いてないことに気づきましたが、もちろんギャグや活字遊びは相変わらずでしたので、笑いが欲しい人も安心して読めるかと思います。以上が7巻を読んだ感想になりました。

最後に特典DVDの感想です。中身は1巻のプロローグそのまんまです。ゲロシーンも忠実に再現されています。ちょいアレですが・・むしろPVの出来も良く、こっちのほうに魅力を感じたくらいです。まとめるとお試し用に作られたって感じですね。作画、キャラデザも思ったより良かったので、本編に期待したいです。

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